金明分団車庫
外観
 外壁は杉赤板のさんざらしと白漆喰塗りです。屋根は垂木にむくりをつけて曲げてあります。雨樋は無く、雨が直接側溝に落ちるので樋の掃除やメンテナンスがないので安心です。
 
 この建物は旧北國街道に近く、地元お塩辻町に伝わる十村屋敷をイメージして設計しました。
 休憩室の庇を唐破風にしました。
 懸魚(げぎょ)をつけてあります。寺社仏閣の建物の屋根に見られるものです。火災から建物を守る意味があるようです。
車庫
流し台
 車庫のシャッターはオーバースライダーを採用し、軽く開けれるようにしました。
 右に道具置き場、左に合羽掛けがついています。
 休憩場には、流し台もつきました。
休憩場
 靴を脱がずに休憩できるよう備え付けのソファーと、横になって待機ができるよう6帖の畳みコーナーがあります。
 畳コーナーのところには収納が付いています。