平成21年5月9日 北陸中日新聞
『古民家現代風に改装』
 150年以上前に建てられた加賀市黒崎町の古民家が、リフォームされて生まれ変わった。室内の段差を無くしバリアフリーにしたり、断熱性を高めたりと現代の生活にも適応している。
 自宅は江戸時代末期に建てられたとみられ、木造2階建てで延べ床面積は約160u。施主の父と母が住んでいる。
 もともと延べ床約250uだったが、広すぎた為に和室の一部を解体した。23帖分の居間は床の段差をなくし、車椅子でも使いやすく工夫。窓も二重サッシにして断熱性も良くなった。
 建主は「祖父が太い柱をよく磨いていた。大事にしていたのでこの家を残したかった」と話している。