授業／小学校５年／図工 ／酒井式描画指導法／宮崎昌美 制作
「遠近のある風景］の追試～「褒め言葉」を中心に～
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指導の全体の流れ(全１８時間)
| 第1幕 OHPシートに映し出された草花を見て，自分の描きたい草花を決める。 |
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あるいは，草花を，学校や，学校周辺から持ってくる。（４５分×１） |
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第5幕 草花の群れを描いて彩色する。（４５分×４）
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| 第10幕 家並みの下の風景や，山，川，鳥などを描く。（４５分×３） |
指示および褒め言葉
| 第２幕 |
草花は，斜めに置きます。葉の裏側，虫食いのあと，葉の筋もきちんと描きます。 |
葉の柔らかい感じが線にあらわれているよ。細かいところまで詳しく描けたね。葉のぎざぎざがよく分かるね。葉の裏側までよく描けたね。 |
| 第３幕 |
緑のダブダブを作り，そこにいろいろな色を混ぜます。色々な緑でぬります。０号の面相筆でぬります。 |
この茎の緑が少しずつ違っていて良いね。１枚の葉に沢山の緑があるね，凄い。色がきれい。こんなに沢山の茶色がよく作られたね。 |
| 第４幕 |
①１本目のと重ねます。②１本目が小さかったら２本目は大きく，１本目が大きかったら２本目は小さく。③高低差をつけます。④２本目と１本目が平行にならないように。 |
重なって描きにくいだろうによく頑張ったね。重なっているのに，葉脈までよく描いたね。穂の一粒一粒までとても小さく描いたね。１本目と花の向きが違うのが良いね。1本目は開いていたのに，２本目は蕾，よく考えたね。 |
| 第5幕 |
①等間隔に行儀よく並ばない。②混んでいるところと混んでいないところがある。③太いのや細いの，元気の良いのや元気のないの，背の高いのや低いのがある。④一本失敗したら次の一本でそれを生かす。一本一本楽しみながら描き進める。（酒井先生からご指導を頂いた。） |
3本目は、1・2本目とは違う角度から見て描いたね，凄い。4本目の置き場所を思い切って変えてみたね，よく考えたね。きれいな花の中で1本だけ元気のないのがあって良いね。ここは花が混んでいるのに，ここは混んでいないね、よく考えたね。
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| 第6幕 |
家を1件，詳しく描きます。この紙（1cm四方）より大きく描いてはいけません。 |
細かく描いているね。窓が詳しいね。屋根の感じがとても良い，本物みたい。家らしい感じがよくあらわれているね。 |
| 第８幕 |
①家並が真っ直ぐ横に並ばないようにします。②草花の間も家並をしっかり描きます。③1軒描いたら，横にくっつけて描いていきます。 |
1軒1軒心をこめて描いたね。家並の並び具合が良いね。家並の並び方をとても工夫したね。草花の間も頑張って描けたね。隣の家と色が少しちがうのが良いね。 |
| 第９幕 |
薄くぬります。タッチも大胆に。 |
きれいね。空と花がよく合っているね。空のタッチが大胆だね。夕焼の感じがよく出ているね。
空が薄いから，主役の花がよく目立つね。 |
| 第10幕 |
人物を描くとき小さく描きます。 |
遠近の感じが出ているね。心をこめて描いたね。 |
※この実践にあたり、『酒井式描画指導法４ シナリオ「思い」を造形する』（酒井臣吾著 明治図書）を追試した。
尚、本ホームページは『楽しい絵画教室10 酒井式指導での「ほめ方」｢叱り方」原則』（酒井臣吾著 明治図書）の
自分自身の論文をまとめた。
※TOSS石川ML推薦、TOSS加賀推薦
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