古民家再生

今日、民家が古くなって不便だということで、簡単に取り
壊されています。しかし、古い民家は再生することによって、味わい深い、落ち着いた和風住宅に生まれ変われます。

北前船の里として、歴史的景
観を考慮し、腰壁は焼杉桟ざ
らし、外壁は白漆喰に仕上げ
た。

「時習庵」という名称は、十二代大聖寺藩主前田利義公が安政元年に開校した藩校「時習館」にならったものです。また、屋敷は下級武士（御徒）笹田邸跡地で、母屋は現存する明治期の町屋を改修し、蔵は大聖寺藩主の菩提寺「実性院」から移築したものです。

　蘇った民家には、新築の家では実現することのできない、落着きと
風格のある美しさが伴います。そして新しい生命力は、決して新築
劣るものではありません。
　また、ただ古いものを残すのではなく、水廻り等にはシステムキッチ
ンやユニットバスを設置し、便利さや快適さを追求し、健康面におい
ても、有害な化学物質の壁に囲まれることもないので、シックハウス
症候群になる心配もありません。

古民家を建てたい方、再生したい方、解体の予定のある方、譲りたい方、関心がある方。お気軽にご相談下さい。